
世界が注目すべき出来事が、今、ミャンマーで起きている。個人的に、今日は、Weekly Reportをのんびり執筆しようかと思っていたが、それどころではなくなった。今日、福田内閣の閣僚人事が発表されたが、本当に、それどころではない!もう、大臣のメンバーが、誰であろうと、世界の流れとマッチしていない。
8月15日にミャンマー軍事政権が、ガソリンの物価政策を変更し、最大5倍の小売価格へと変更した。10日間の施行猶予期間があり、その時も、一部の僧侶がデモをしたが、毎度の事、自然消滅するかに見えた。ここ最近、特に今週は、日本の新聞&メディアもミャンマーを取り上げ始めた。今日、アメリカ政府は、軍事政権に対する新たな制裁措置を発表するとともに、国連安全保障理事会による圧力を強化していく方針を明らかにした。さすが、頼れるアメリカだ。日本政府は、今、世界に対して物を申せないのが非常に残念であり、アジアのイニシアティブ観点から、日本が行うべき行動をアメリカに先を越された。
このブログ執筆する前に、ミャンマーで暮らす友人にメールを打った。ミャンマー人の彼は、以前から、国の将来性に不安を抱いており、それを打破できない大きな力と自分の無力さに失望していたことを思い出し、エールを贈った。元々、ミャンマーは仏教信仰国で、主体の農民は抗争を好まない。そこへ軍事政権が、物言わぬ国民を巧みに騙し専制政治を実施しており、天然ガスやルビー、農産物を海外輸出することで国家歳入とし、国内の産業育成は成されていない。その為、天然資源が底を突いた時に、ミャンマーは最貧国に転落すると彼は、失望していた。
彼とは、このネタで、相当の時間を費やしたことがあった。クーデターを起こす?アメリカに訴える?国連を動かす?でも、その頃は、誰もミャンマーに注目しておらず、その注目されない存在のミャンマーを彼は嘆いていた。政治を変える小波さえも、誰も起こさないし、一人の力では何もできない無力感みたいなものを僕に訴えかけていた。そんな彼の熱心な姿を思い出し、居ても絶っても居られず、Emailにて激励文を贈った。
メール訳:
「家族は元気ですか?フィアンセとは、順調ですか?さすがに、日本のメディアもミャンマーを取り上げ始めました。メディアが動き、アメリカもアクションを起こしたことを考えると、時代は動きつつありますね。あれ程、無力感でビールを飲んだ事が嘘の様に、世界がミャンマーを見ている。いよいよ、自分に何が出来るか?って問い続けていた門が開いたって感じだね。日本では想像もできないほど、物価的に生活苦が続くかと思いますが、また、政情不安定でビジネス的にも先行不透明ですが、今は、僕達が望んだ歴史が変わる瞬間だから、変える波を興そうよ。それが、凄くチッチャな波でも、今なら大波になる。絶対、アクションしろよ!凄くちっちゃな事でもいいから! Good Luck!!! From XXX who watchs you and your country more than any other Japanese.」
ミャンマーは、インターネット環境も悪いから、彼からの返事は、1週間後だと思うけど、これからも念じようかな?って思います。ミャンマーに味覚の秋が来ることを・・・
PS:
2日前のブログテーマで、アメリカ中心とした多国籍軍によるアフガン支援(テロ特措法)の延長を取り上げた。アメリカは、Bad Boyだが、今回のミャンマー制裁は、どこの国よりも早く、アクションを取った。Good Boyだ。この点は、アメリカに惚れるよね。今後、国連は動くと思われるが、以前も、ミャンマーの非民主政治を決議にかけた事があった。その時は、常任理事国の中国&ロシアが拒否権を行使した。アジアのイニシアティブと武器輸出による裏ルート支援があるからだと推定する。2日前のブログ結論と同じことになるが、アメリカはどうかなぁ?とも思うが、日本は、国連に対し、Myanmar制裁を決議されるように調整に走るべきだと思う。ベトナム戦争の二の舞ではなく、多国籍軍のアフガン侵攻でもなく、あの国連がカンボジアで展開したUNTACをもう1回、やって欲しい。今のMyanmarには、経済制裁でもなく、国連下における民主選挙にて民意反映政府を作る過程を支援して欲しい。
.